ビックカメラでも導入したビットコイン(Bitcoin)とは?仕組みや気になる点を調べてみた

MichaelWuensch / Pixabay

何かと耳にすることが多い「ビットコイン(Bitcoin)

最近ではビックカメラでも導入し決済に使えるようになりましたが、イマイチ仕組みについてわからないという方も多いのではないでしょうか。

私もその中のひとりではなるのですが、何やらビットコインは投資対象にもなっているようです。

そこでビットコインとは一体何なのか。なぜ投資対象となっているのか等について調べてみました。

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ビットコインとは?

そもそもビットコインとはどういうったものなのでしょうか。一言で言うと

ネット上に存在する仮想通貨

ということになります。

「通貨」との言葉通りビットコインはお金です。しかし、一番のポイントは「仮想」という言葉通り手にとって目に見える通貨では無いということです。

その為、ビットコインはインターネット上に保管されます。そして、ネット上に保管されるということは、国を超えて全世界で共通で使える通貨ということになります。

電子マネーとは何が違うの?

ビットコインはネット上に保管される仮想通貨であることは説明いたしました。

しかし、この説明で「電子マネー」の存在を頭に浮かべたからも多いと思います。

では、ビットコインは電子マネーなのか。

結論から申しますとビットコインは電子マネーとは違います。では何が違うのか。

現在、私達が普段利用している電子マネーは、基本的にはその地域で使われている通貨を使って電子的に決済を行うために存在しています。

日本国内であれば、円での支払いをより便利にするために、円の紙幣や硬貨の代わりとして電子マネーを利用しています。そのため、利用者は所有する円を電子マネーの端末やICカードに入金し、決済に利用しています。

つまり、電子マネーは紙幣や硬貨を利用せず、電子的に決済を実現していますが、実態としては円という通貨をやりとりしていることになります。

ビットコインは、何らかの端末やICカードに円をチャージするというものではありません。

ビットコインを決済等に利用するにはどうするのか。それを理解するにはビットコインが円やドルと同じく「通貨」であるということを認識しなければいけません。

円という通貨をドルという通貨に替えるときは外貨両替をすることになります。ビットコインも同じです。我々日本人がビットコインを保有し利用するには、自分が持っている円という通貨をビットコインという通貨に両替しなくてはなりません。円をビットコインに両替してはじめて、ビットコインでの支払いが実行できるのです。

両替をしたその後の支払いの流れは、一般的な電子マネーと同様です。ビットコインでの支払いを受け付けているお店で、電子的にビットコインでの決済を実行します。

ビットコインは円やドルと違って仮想ではありますが、通貨です。電子マネーとは、貨幣を使わないで決済できるようにするしくみのことです。これがビットコインと電子マネーの違うところになります。

通貨とビットコインの違いは?

円やドルのような通貨とビットコインの違いについても説明したいと思います。

1つは最初に述べたように実在するかどうかという点です。

円やドルの場合は実際に紙幣や貨幣が存在しており、それらを利用して決済します。しかし、ビットコインには通貨としての単位(BTC)はありますが紙幣や貨幣は存在しません。

そしてそれ以外に決定的に異なる点があります。それは通貨を管理する「中央銀行」が存在しない、ということです。ビットコインには、日本で言う日本銀行のような発行を司る組織や流通を管理する組織が存在しないのです。

ビットコインは国家や企業が運営している仮想通貨ではありません。円やドルと同じような通貨なのに、どこの国も、企業も、ビットコインの発行・流通には関与していないのです。この点がビットコインの最大の特徴となります。

それじゃあどこが管理しているの?

国家や企業が管理していない通貨と説明しました。しかしそれでは一体誰がビットコインを発行し、流通を管理しているのでしょうか。誰も管理していないのであればこれほど危ない通貨は他になくとても利用したいとは思いませんよね。

そこで利用されているのが「ブロックチェーン」という技術です。ビットコインにおける新しい通貨の発行や、取引の詳細情報は、そのすべてがコンピューターネットワーク上に分散されて、保存される仕組みです。有志のコンピュータの能力を借りてデータを分散管理して、ビットコインの取引が正確に行われているかを監督しているというわけですね。

これによって中央に巨大な管理システムを置かなくてもビットコインの取引を正確に管理できているわけです。

発行総量が決まっている

そしてもう1つ円やドルと言った通貨とは異なる点があります。それはビットコインの発行総量が2140年までに2,100万Bitcoinと決まっていることです。

通常は円やドルは中央銀行が発行しており、その数に制限はありません。現に日本は今円を大量に発行して景気を刺激している最中です。

しかし、ビットコインは無限に発行することができず最大発行数が決められているという点が通常の貨幣と大きく異なる点になります。

そしてこの特徴が、ビットコインが投資対象となっている大きな要因となっているのです。

発行数が決まっているということは需要がある限りは価格が底をつくことがなく、むしろ需要が増えれば増えるほど価値が上昇するということです。

現に、ビットコインの需要は年々増えています。日々、ビットコインの相場は上下しているものの、長いスパンで見れば価格上昇が見込まれているため投資対象となっているわけですね。

また、ビットコインの需要が増えている要因としては次で説明するようなメリットが有るためです。

ビットコインのメリット

ビットコインは国家や企業が関与していないので、次のようなメリットが存在します。

1. 個人間で文字通り「直接」送金ができる

円やドルなどで送金を行う際は、基本的には振込となり銀行などで振込手続きを行って送金します。しかし、ビットコインの場合には、個人間が直接支払うことができます。

まるで直接会って財布からお金を出して支払うのと同じように、ビットコインを使えば直接相手にお金を支払うことができるのです。

2. 手数料が無料か格安

仲介する組織が存在しないので、基本的には手数料を払う必要がありません。通常は、銀行振込でも、クレジットカード支払いでも、一定の手数料が存在します。

しかし、ビットコインは直接送金が可能であることから、手数料もかからず手続きができると言うわけです。

3. 制限が存在しない

ビットコインでの決済は銀行を経由した決済では無いので、面倒な手続きや制限はありません。

また国によって通貨の単位が異なるといった特徴もありませんので、ビットコインを使えば、世界中で同じ通貨が利用できるというメリットがあります。

ビットコインの相場について

投資対象にもなっているビットコインですが、実は定期的に乱高下をしている時があります。それはなぜか。その理由は中国にありました。

ゴールドマンサックスの調査では、ビットコイントレードにおいて、80%が中国元あることが判明したというのです!ではなぜ中国の元によるトレードが活発なのか。

中国国内におけるビットコインの利用価値は主に、送金用です。中国では政府の規制がきびしく、現金を海外に送る際には相当煩雑な手続きを踏む必要があります。

ですが、送金プロセスにビットコインをはさみこむだけで規制の網をかいくぐることができ、外国に籍を置く企業との取引が劇的にやりやすくなるのです。そのため需要が増加し価格が暴騰するケースが有りました。

しかし、中国政府が自国のお金を海外に流出させないようにビットコインに対し規制をかける動きがあると、送金しづらくなることから中国人にとってビットコインの利用価値が低くなり、急激に需要が低下することで価格が暴落するというわけですね。

以上が私が調べたビットコインの仕組みになります。ビットコインは非常に面白いシステムであり将来性も非常に高いものだと思っています。

しかし、様々なリスクもありますし、今後のビットコインの使われ方などによっては法改正による規制がかけられるような可能性もあります。

その為、個人的にはビットコインには積極的な投資は今のところ考えておりませんが、少額で長期的な保有は資金的な余裕ができたら是非してみたいと思いました。

みなさんも内容を理解した上で検討してみてはいかがでしょうか。