投資信託なのに上場?ETF(上場投資信託)の特徴について確認しよう!

今の時代、投資に関する知識は非常に重要です。自分で自分のお金を守っていく必要があります。そして老後のお金もこれからは自分で用意していく方向になっていくでしょう。

そんななか、様々な投資商品に関する正確な知識を身に着けて用途にあった選択をしていくことが重要になってきます。

今回はそんな数ある投資商品の中からETFの特徴について確認していこうと思います。

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ETF(上場投資信託)とは?

最近良く耳にする日銀のETFの買い入れ。株価を下支えすると言われていますが、なぜそのような効果があるのか。そもそもETFって何なのか詳しくわからない方も多いと思います。

ETFとは、証券取引所に上場し株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、
「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。

投資信託の場合、購入や売却の手続きを行った際の価格はその日の終値を基準とした価格での取引になります。

例えば、日経平均に連動するタイプの投資信託だった場合、昼前に株価が上昇していたため売却しようと手続きを行ったとしても、その後に株価が急落して取引を終えた場合は急落した価格を基準として売却が行われます。

一方ETF株と同じように価格が変動し、リアルタイムで取引が行われます。これは、株と同じように「指値・成行注文」ができるということです。

つまり、投資信託よりも売買の自由度が高い商品となります。

そして、「日銀のETF買い入れ」とはETFがリアルタイムで取引できることを利用して、株価が下がったときを見計らって購入することでそれ以上株価を下げないように食い止めているということです。

ETFのメリットについて

ETFのメリットは上で説明したとおり、株と同じようにリアルタイムで取引ができることが挙げられますが、その他にも大きなメリットがあります。

それは、保有期間中にかかるコスト「信託報酬」が低い点です。

投資信託でもインデックスファンドであれば信託報酬は0.2%前後のものもあり非常に低い水準であることには間違いないのですが、ETFはそれ以上に信託報酬が低いです。

ETFの一つである「MAXIS トピックス上場投信」はなんと信託報酬が脅威の

0.08%!!

インデックス型投資信託が霞むくらいのコストの低さですよね!もうインデックス型の投資信託なんて買わずに、こっちを買ったほうが良いんじゃないの!?と思っちゃいます。

ですが、そううまくいかないのが世の中です…(笑)

では次にETFのデメリットについて説明したいと思います。

ETFのデメリットについて

様々なメリットがあるETFですが、ETFにも苦手なことがあります。それは少額投資及び積立投資には不利という点です。

積立投信の場合、証券会社にもよりますが最低500円から購入することができ、無理なく投資を始めることができます。

また、投資信託はネット証券であればノーロード(購入手数料なし)の投資信託が多く、購入時のコストを抑えることができます。

その点、ETFの場合は株と同じく最低購入単位があり、商品にもよりますが最低でも1万円前後の投資額が必要になってきます。

また、購入時も株の売買時と同じで証券会社毎に設定されている売買手数料がかかってしまいます。

以上がETFのデメリットになります。

ETFの活用方法

ではETFはどのように活用すればよいのでしょうか。

一番なのはある程度まとまったお金を長期投資で運用していく際に利用することです。最初だけ売買手数料がかかってしまいますが、その後は圧倒的なコストの低さで投資信託よりも有利に運用していけるでしょう。

では、手元にまとまった運用資金がない場合はどうすればよいのでしょうか。その場合は、投資信託とETFを上手く組み合わせて運用していきます。

その方法は、最初はインデックスファンドを積み立てで購入し、ある程度の額になったらそれを売って類似した系列のETFに買い替えるだけです。この方法をリレー投資といいます。

この方法であれば、最初は少額かつ購入手数料無しで資産を形成しつつ運用ができます。そしてある程度資金がまとまったらETFに買い替えることでさらにコストを削減して運用することができるようになるわけです!

リレー投資の注意点

リレー投資は非常に効果的な投資方法ではありますが注意点もあります。

それは、利益が出ているインデックスファンドを売るときに税金がかかるということです。この税金を減らしたい場合は、利益が出ているファンドを売却した後、損失が出ているファンドもその年のうちに売却することで損益通算ができ、節税効果が期待できます。しかしその場合は自身が目標とするポートフォリオ等と相談して、バランスに気を付けて行うようにしましょう。

また、ETFには分配金があり、分配金に課税される分、運用効率が落ちてしまう点にも注意が必要です。

このようにリレー投資は若干難易度が高い投資方法です。なかなか理解できなかったり、インデックス型投資信託とETF を比較したときに、運用管理費用に大した差がなければ、無理にリレー投資をする必要はありません。

いかがでしたでしょうか。インデックス型の投資信託と似ているようで微妙な違いについてご理科いただけましたでしょうか。それぞれの特徴をうまく利用して、ぜひご自身の投資活動に役立てていただければと思います。