ほとんどの人が入れるようになった!iDeCoについて確認してみよう

いよいよ平成29年1月より個人型確定拠出年金の制度が改正となり、公務員や専業主婦(夫)、確定給付型年金制度があるサラリーマンの方なども個人型確定拠出年金の加入対象者に加わりました。

この制度改正に伴って、2016年9月16日、個人型確定拠出年金の愛称がiDeCo(イデコ)に決定!個人型確定拠出年金の英語表記「individual-type Defined Contribution pension plan」が語源。個人を意味するiと、元々略称として使われていたDCを使ったようです。

以前、確定拠出年金制度の記事を書きましたが、今回はこのiDeCoの内容について詳しく確認していきたいと思います。

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制度改正の内容について

制度改正前の個人型確定拠出年金は加入者が限定されており、個人事業主企業年金もしくは企業型DCに加入していない会社員しか利用することができませんでした。

しかし、この度の制度改正に伴い公務員専業主婦(夫)も加入することができるようになりました。また、企業年金や企業型DCに加入している方も企業型DCの規約に定めている場合に限りiDeCoにも加入することができます。

この制度改正のお陰で、現役世代のほぼ全員が確定拠出年金に加入することができるようになったというわけです。

なお、確定拠出年金の基本的な内容については過去の記事を参照ください。

ここ最近、個人型確定拠出年金(iDeCo)がニュース等でもたまに取り上げられていて耳にしたことがある方もいるかもしれません。私も職場...

取引金融機関を決めよう

企業型の確定拠出年金は企業が提携した金融機関が提示する商品から選ぶしかありません。しかし、個人型については確定拠出年金の口座を開設する金融機関を自分で選べます。とは言え、多くの金融機関が確定拠出年金を取り扱っているため、どこを選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。そこで、金融機関を選択する際に重要なポイントについて説明していきたいと思います。

手数料

確定拠出年金(個人型)に加入する場合は、国民年金基金連合会に2,777円を支払う必要があります。これはどの金融機関でも共通です。この他、一部の金融機関では手数料が発生します。

開設後も毎月、手数料が発生します。国民年金基金連合会に月103円、事務委託先金融機関(信託銀行)に月64円、年間トータルで2,004円かかります。それとは別に運営管理機関(金融機関等)に月0円~700円程度の費用を支払う必要があります。

このうち、運営管理機関(金融機関等)に支払う手数料は、金融機関によって大きく異なります。手数料はできる限り手数料が低い金融機関を選ぶことが重要となります。

取扱商品

重要なのは手数料だけではありません。手数料が安くても良い商品がなければ魅力は半減です。

運用先を定期預金のみにするのであれば、どこの金融機関も大差ありません。その場合は手数料を第一に選びましょう。

しかし、投資信託での積極運用をお考えならば、良い投資信託があるか否かがポイントです。投資信託は大別すると、日経平均などの株価指数に連動するインデックス型の投資信託、株価指数を上回るリターンを目指すアクティブ型の投資信託の2つがあります。

毎年かかる手数料である信託報酬はインデックス型の方が低く、アクティブ型の方が高いです。その為同じパフォーマンスとなってしまった場合は手数料の分インデックス型に分があります。

インデックス投信とアクティブ投信のどちらが良いのかについては、国と時期によって異なりますが、概ね50~70%のアクティブ型がインデックス型に運用成績で負けている時期が多いです。これらのことから私はインデックス型をおすすめします。

また、同じ対象に投資するインデックス型でも信託報酬が違う場合もあります。少しの差でも10年20年と運用し続けた場合、その差は次第に大きくなっていきます。その為、より低い信託報酬の投資信託を扱っている金融機関を選択するというのも重要なポイントとなります。

これらのことを踏まえて私は次の2つの金融機関をおすすめしたいと思います。

SBI証券

まず1つ目の金融機関はSBI証券です。SBI証券残高50万円以上の場合は、金融機関への手数料が無料で、かかるのは年間の口座管理手数料2,004円のみとなり、非常にローコストで利用できます。

残高50万円未満は月324円の金融機関への手数料が発生し、年間で3,888円となります。月23,000円を積み立てていった場合、運用成績が±0だと22ヶ月目に残高50万円に到達します。

SBI証券は積極的に運用商品を拡充しており、超低コストの人気投信が運用対象に加わったため、取扱商品も非常に魅力的なものとなっています。

2017年3月31日(金)までは、お得な入会キャンペーンを開催しています。SBI証券の個人型確定拠出年金プラン(iDeCo)に新規で加入・移換の受付が完了した方が対象です。

加入・移換時手数料(通常1,080円)が0円になり、かつ口座管理手数料(残高50万円未満の場合は通常月額324円)が、2017年3月分までは無料となります。

楽天証券

2つ目の金融機関は楽天証券です。楽天証券は、2016年9月下旬から個人型確定拠出年金をスタートしました。金融機関への手数料は月226円、年間2,712円です。

しかし、楽天証券の場合は個人型確定拠出年金口座内の残高が10万円以上という条件を満たせば金融機関への数料が無料となり、こちらもSBI証券と同じく年間の口座管理手数料2,004円のみとなります

また、キャンペーンで2017年末までは金融機関への手数料が無条件で無料となります。2017年末までの期間で10万円以上に到達すれば、それ以降も無料になります。この点から見ても少額の積立であれば楽天証券のほうが有利かもしれませんね。取扱商品についても低コストなインデックス型の投資信託が揃っています。

今年よりほとんどの現役世代が利用できるようになった確定拠出年金。今回を機に将来の資産形成のため、投資への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。