「積立投資信託」で資産運用に慣れていこう!「ドル・コスト平均法」でほったらかし運用

貯蓄を始めてみたのはいいけれど銀行の金利はゼロに近い水準でほとんど増えないし、かと言って資産運用するのは損するのが怖くてなかなか踏み出せない…。そう思っている方が多いのではないでしょうか。今回はそんな方におすすめの「積立投資信託」について説明していきたいと思います。

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そもそも投資信託ってどんなもの?

投資信託という言葉はよく聞くけれど、実際どんなものなのかよくわからない人が多いのではないでしょうか。投資信託とは、投資家から集めたお金を大きな資金としてまとめ、運用のプロが株や債券などに投資・運用を行い、その運用成果を投資家に還元する仕組みの金融商品です。つまり「お金を預けるから運用は任せた!」って感じの商品です。

もちろんすべて丸投げって感じではなくて、「うちは全世界にまんべんなく投資するよ!」というものや、「うちはアジアの新興国の株式を中心に投資するよ!」というように商品ごとに運用方法の特色があるので自分が興味のある運用方法をしている商品を購入し、後の細かいところをプロに任せるという感じになります。

しかも、投資信託は株式とは違って少額から複数の対象に投資をすることができるのが大きなメリットです。通常、株式であれば銘柄ごとに売買単位が決まっており、1社の株を購入するにも多額の資金が必要となります。それをリスク軽減のために分散投資するとなると膨大な資金がないとできません。しかし、投資信託であれば1万円程度から購入することができます(積立であれば500円から購入できる証券会社もあります)。

投資信託は何を買えばいいの?

投資信託は世の中にかなりの数があります。その中で一体何を買えばいいのか非常に悩みますよね。実際私も悩みました。投資については自己責任という原則がありますが、参考程度に私が実際購入する際に重視した内容は次の通りになります。

  1. 販売手数料が無料(ノーロード)のもの。
  2. 信託報酬(運用管理費用)が低いもの。
  3. 毎月分配型では無いもの。
  4. インデックスファンド(指標連動型投資信託)のもの。
  5. 全世界に投資するように。

まず、1つ目と2つ目については費用に関する点ですね。販売手数料は購入時に一回だけかかるもの(イニシャルコスト)で、信託報酬は保有している限りずっとかかるもの(ランニングコスト)です。販売手数料が無料のものとなると大抵はネット証券となるでしょう。信託報酬については同じ運用方針でも出している会社によって差があるので、それを見比べて低い方を選択します。

3つ目については複利で運用するために分配は無いものを選んでいます。そもそも勘違いされている方も多いと思うのですが、分配金というのは運用で儲かった分を受け取っていると言うわけではありません!分配型の投資信託の場合、分配金は一万口辺りいくらと決められており、運用成果にかかわらず受け取れるものです。では損失を出しているときの分配金はどこから来ているのでしょうか。それは自分が購入した投資信託の資産から取り崩して受け取っているのです。

4つ目は、2つ目とも関係有ることですがインデックスファンドの方が信託報酬が安いからです。インデックスファンドとは日経平均とかTOPIXとかの指標と同じ動きになるようにしているものです。またアクティブファンドと言うものもありますが、これはファンドに組み入れる株式等をプロが選んでいるものです。プロが選んでいる分アクティブファンドの方が費用がかかっているので信託報酬も高く設定されています。しかし、過去の成績ではアクティブファンドがインデックスファンドを上回ったことは殆どありません。なので私はインデックスファンドを選んでいます。

5つ目はリスク分散のためです。世界経済は平均すると年間約3%~5%ほど成長していると言われています。日本のバブル崩壊や、アメリカのリーマンショックがあっても平均するとそのくらいの成長率になるのだそうです。私は、幾つかのインデックスファンドを組み合わせて全世界に分散投資していますが、1つのファンドで全世界に分散投資できるものもあるので自分の好みに合わせて選択してみてください。

「ドル・コスト平均法」でほったらかしながら運用する!?

いざ投資信託を始めようと思って投資をしたい銘柄を決めてはみたものの、どのタイミングで買ったらいいのか判断が難しいですよね。「今だ!と思って買ってみたら高値で掴んでしまった…!」なんて場合が頭をよぎり投資に踏み切れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな不安を考えなくてよくなるのが「積立投資信託」です。「積立投資信託」は毎月一定の“金額”で投資信託を買付するサービスとなります。そしてその手法が「ドル・コスト平均法」と呼ばれるものになります。

投資信託は10,000口辺り〇〇円という「基準価格」があり、これが日々変化しています。「ドル・コスト平均法」とは、常に『定額』で積立買付することにより、買付単価を引き下げる効果のある投資手法です。毎月一定の金額で購入するので、基準価格が高いときは必然的に買える口数が少なくなり、低いときには多めに買えるようになるということです。なので基準価格に一喜一憂することなく安心して投資信託を買うことができるというわけですね。

しかしこの方法も万能というわけではありません。安いときに一括で買うことができればそれに越したことはありませんからね。いつ買えばいいかわからない。高値を掴んでしまったらどうしよう。そんな不安を解消する一つの方法だと思っていただければと思います。

それでも、一括で購入できるほどの多額の資金がない場合や、運用しないで預金として手元においておくよりはお金に働いてもらった方がいいと思いますし、なにより少額でも投資することで経済の情報にアンテナを張って自分で勉強するようになります。今まで色々書いてきましたが、これが一番の効果なのではないかと自分では思います。何より自分がそうだったですからね(笑)

これからの時代、自分の資産を増やしていくには間違いなく資産運用が必要になってきます。私も働かないで飯が食いたいですがそのためにはある程度まとまった資産が必要です(笑)その資産を作る一つの手段として「積立投資信託」を利用していますし、これからも続けていきたいと思います。

みなさんも今回説明した「積立投資信託」で資産運用の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。