投資ってどんなものがあるの?自分にあった資産運用を考えよう

日本は今、歴史的な低金利時代です。高度経済成長期は預金でも7%前後の金利だったようですが、今では殆どゼロに近い水準。これで資産を殖やすなんてのは夢のまた夢です。

かと言って他の方法はリスクが大きいんじゃないかと不安に思う方も多いと思います。そこで今回は様々な投資対象について紹介し、自分にあった「資産運用」について考えてみることにしましょう。

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資産運用とは?

資産運用」とは自身の持つ資産を貯蓄・投資し、効率的に資産を増やしていくことです。「資産運用」には様々な種類があり「元本は保障するが、リターンの少ないもの」(ローリスク・ローリターン)から「元本を保証しないが、リターンの大きいもの」(ハイリスク・ハイリターン)があります。

預金

預金も立派な資産運用の一つです。いわゆる「ローリスク・ローリターン」の最たるものですね。預金についてはペイオフがあり、銀行が破たんしても元本1,000万円とその利息分は保護されています。また、当座預金や決済性預金などは利息が付かないため、全額が保護されています。そのため元本が保証された守るための資産運用といえるでしょう。

債券

債券は国や地方公共団体、企業などの比較的信用力の高い団体が発行する有価証券で、借用証書の一種のようなものです。私たちがそれらの団体にお金を貸すようなものですね。債券は有価証券であるため他人への譲渡が可能で、償還期限前に現金化することができます。また、償還期限まで保有すれば券面の金額を受け取ることができます。

債券も預金と同じように利息が付くので、基本的にはそれで資産を増やしていくことになります。また、発行条件により異なりますが、発行体解散時の償還は株式より優先されるため、債券への投資のリスクは株式への投資のリスクよりも低くなります。ただし、発行体の信用が低ければデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高くなるため、それらジャンク債と呼ばれる債券はリスクが高い分、利回りが高く設定されています。

また、外貨建ての債券は為替リスクも加わるため、円建ての債券よりもリスク・リターンが高くなる点にも注意してください。

投資信託

投資信託とは投資家から集めたお金を大きな資金としてまとめ、運用のプロが株や債券などに投資・運用を行い、その運用成果を投資家に還元する仕組みの金融商品です。

基本的なことは私が以前、積立投資信託について説明し、「ドル・コスト平均法」を紹介した記事がありますのでそちらをご参照ください。リスク・リターン的にはその投資信託の商品内容にもよりますが、債券より大きく、株式よりは低いといったところでしょうか。

参照:「積立投資信託」で資産運用に慣れていこう!「ドル・コスト平均法」でほったらかし運用

株式

株式は正式には株式会社における社員権のことですが、投資においてはその点はあまり重要視されない部分でしょう。企業の業績やニュース、将来性などによってその株価が上下し、それらの価格変動による値上がり益で資産を増やしたり(キャピタルゲイン)、配当によって資産を増やす(インカムゲイン)方法です。

また、最近は株主優待なども有名で優待のために株式を保有される方も多いですね。投資手法によってリスク・リターンが異なり、

大型株の優待・配当金狙いの長期投資<中・小型株の配当金・優待狙い長期投資<値上がり益狙いの短期・中期投資<スイングトレード・デイトレード

の順でリスク・リターンが大きくなると言えるでしょう。

FX(外国為替保証金取引)

FXは株式と同じく、よく耳にする言葉ですが正式には外国為替保証金取引と言います。基本的には各国の通貨の価格差で儲けを出す形になります。例えば1ドル100円の時に100万円分(10,000ドル)購入し、1ドル110円になった時にその10,000ドル(110万円)売却することによって10万円の儲けが出るということですね。

そしてFXの大きな特徴はレバレッジがかけれるという点です。レバレッジとは、一定額の「保証金」を担保として預けることで、手元資金の何倍もの取引を行えることです。その代わりリスク・リターンが非常に大きくなるので取引には注意が必要です。

また、FXには上記の為替差益にって資産を増やす方法のほかに「スワップポイント」で増やす方法もあります。スワップポイントとは金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買うと、金利の差額のお金を受け取ることができることを言います。

日本円は基本的に世界から見て超低金利ですから、日本円を売って外国の通貨を買うことで日本とその対象の通貨の金利の差額分を毎日受け取ることができます。こちらの取引であれば比較的FXの中でもリスク・リターンは低いと言えるでしょう。(ただし、常に為替が動いているので日本円を買い戻す際に損失が出る可能性がある点は注意。)

いかがでしたでしょうか。様々な資産運用の仕方があり、難しかったかもしれません。しかし、これらの資産運用について少しずつでもいいので触れてみることによって将来のための資産形成にきっと役立つと思います。

そして大事なのは投資のバランスです。1つのものに全部投資してしまうとそれらに損失が出てしまった場合、資産が大きく目減りしてしまうことになります。まんべんなく少しずつ投資をし、自分なりの投資手法を見つけていってみてください。