生体肝移植を受けた息子。その後の様子について その2

移植手術を行った次の日は、息子は比較的順調でしたが、妻の具合はよくありませんでした。

その後の経過として、今回は生体肝移植後2日目以降の様子について書いていきたいと思います。

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術後2日目の様子について

前日は息子が目を覚ましていたのでついつい遅くまで一緒にいてしまいました。

しかし、妻の具合は良くなさそうだったので術後2日目は最初に息子のもとへ顔を出した後は看護師さん達に任せて、わたしは妻に付いていようと決めました。

ということでまずは息子のもとへ向かいます。

術後2日目の息子の様子

PICUを訪れ息子のもとへ向かうとすやすや寝ている息子の姿がありました。

その姿を見てあまり長居はせず、洗濯する服やタオル、腹帯を受け取ったらすぐ妻のもとへ向かおうと思っていたのですがそこへ先生が来ました。

先生からは、今のところ術後の経過は良好で採血の結果も徐々によくなっているとのこと。

ちなみに採血は現在、1日3回行っているようです。

数値については術前は総ビリルビンが9.25、直接ビリルビンが5.09だったのが術後2日目で既に総ビリルビンが5.80、直接ビリルビンに至っては1.21と大幅に改善しています。

もちろん、まだ正常値とまではいきませんが妻の肝臓がきちんと機能している証拠ですね。

そして、先生が「今からエコーで肝臓の血液の流れを確認するんですけど一緒にいますか?」と言ってくれたので見ていくことに。

すまん妻よ。すぐにそっちにいこうと思ったのだが、気になるから聞いていくよ。結果は伝える!

と言うことで早速エコー検査が始まりました。

最初は腹水の有無を確認。こちらはドレーンで体外に出しているということもありますが、腹水は全く無いようです。

ちなみにドレーンから出ている腹水の量もそんなに多くはありません。

いや…先生は「ちょっと多いけどまぁ標準の範囲内です」とか言ってたかな…?

たぶんわたしは、葛西手術後の腹水の様子を見ているので少ないと感じているのかも。

あの時の量はほんとに尋常じゃない量の腹水でしたからね…(笑)

まぁ、ひとまずは問題無いようでした。

その後、肝臓の静脈、門脈、動脈の血流について確認します。

それぞれ、エコーで確認できる音の波形は異なっており特徴があるようなのですが、どれも正常な波形でしっかりと血流が確認できるようです。

良かった~。どうやら現時点で外科的合併症は起きていないようです。

先生も「術後の経過は順調に推移しています。」と言ってくれました。よかったね息子よ。

術後2日目の妻の様子

エコー検査で起きてしまった息子を寝かしつけ妻のもとへ急ぎます。

途中、妻から頼まれていた水とお茶のペットボトルを買ってからいざ病室へ入ろうと思ったらちょうど病室の入口に妻が!

しかも、立って歩いていました!

さすがにその姿を見たときは驚きました。前日に吐き気でぐったりしていた妻とは全く違う姿でしたからね。

ただ、まだ練習という感じなのですぐに病室のベッドで横になりましたけど大きな進歩です。

どうやら麻薬性鎮痛剤を先生に言って止めてもらったようです。

妻曰く気持ち悪い方よりも痛い方が耐えられるとのこと…。母は強しですね…!

その後、少しとはいえ歩けるようになったので妻が息子のもとへ行きたいと話してきました。

まぁ、わたしも歩けるようになったら会いに行こうねと言っていたんですよね。

と言うことで、少し休んでもらったあと車椅子を用意してもらって一緒にPICUへ向かいます。

途中、妻が再び歩いていました…。我が妻ながら本当に凄いですね…。

もしわたしがドナーだったらこんなことで来ただろうか…。

…無理だな(笑)

しかも、その歩いている場面を移植コーディネーターの方に見られてビックリされてました(笑)

そんなこんなで息子のもとへ。息子もちょうど目を覚ましていました。

妻も予想以上に息子の元気な様子を見れて嬉しそうです。

息子が歌の絵本に反応したり、私たちを目で追ってくれるのを喜んでいました。

息子も妻も術後間もないのであまり無理はさせないように、息子は看護師さんに任せ私たちは妻の病室へ戻ります。

妻は少し疲れた様子ですがとても満足そうでした。

その日はその後、面会時間ギリギリまで妻に付き添ったあとわたしも部屋に戻りました。

術後3日目以降の様子について

術後3日目以降も妻、息子ともに順調に回復しています。

妻については食事も始まり、完食は無理でも半分くらいは食べれるくらいまでになりました。

ただ、手術の傷が響くのか呼吸は浅いまま。呼吸練習機を使って毎日練習していますが、術前の肺活量まではまだまだ遠いようです。

少しずつでいいので呼吸も戻ってくれればいいですね。

息子については本当に順調です。

点滴の数も当初の半分とまではいかないものの大分減ってきました。

ビリルビンはまだ正常値とまではいきませんが少しずつ下がってきていますし、CRPや白血球の数値は正常値内であり、今のところ感染や炎症の可能性は低いようです。

もしかしたら、かなり早い段階でPICUから一般病棟へ戻れるかもしれないとのこと!

ほんとに凄いぞ!息子よ!

術後体重は落ちることが多いようなのですが、今のところは現状維持。

今後、ミルクが再開できるようになって量も増やせればさらに体重を増やせるかもしれません。

ぜひ、今までの遅れを取り戻したいですね!

そのためにはまず、焦らず目の前のことを一つずつクリアしていくことですね。

急がば回れです!

わたしも体調を崩さないようにしながら精一杯2人をフォローしていきたいと思います。