生体肝移植を受けた息子が自宅に戻ってきた!と思ったら思わぬ展開が…。 その4

検査

前回の記事「生体肝移植を受けた息子が自宅に戻ってきた!と思ったら思わぬ展開が…。 その3」の続きになります。

微熱がつついており、CRPも高い水準のままの息子。それに加えて顔やお腹に湿疹ができて瞼が腫れ、別人のようになってしまいました…。

不安な点もありますが、わたしは仕事のため自宅に戻ることになります。

息子を妻に任せ、わたしは後ろ髪を引かれながら病院をあとにしました。

スポンサーリンク

皮膚の異変と検査の実施

わたしがまさに仕事をしていたちょうどその時、息子は病院の皮膚科の先生から診察を受けていました。

湿疹について診てもらうためです。

皮膚科の先生の所見では、はっきりとした原因はわからないようでした。しかし、アトピーやアレルギーによるものではないようだとのこと。

おそらくは感染によるウイルス性のものではないかと言う話だったようです。

ただ、あまりに顔が腫れているので軟膏を処方してもらいました。

息子の場合、かなりひっかく癖があるので、異様に顔の肌がボロボロになっています。

軟膏を塗ることでいくらかは保湿や皮膚の保護ができるようなので、まずはそれで様子見をするといったところでしょうか。

次の日は肝シンチの実施です。

今回のシンチは、この日は3回、翌日の朝に1回の合計4回実施するとのこと。

アルブミンが低いということは、タンパクが漏出していることが考えられます。

しかし、あくまで可能性の為、この検査で本当に漏出しているのかを継続して検査を実施することで確認を行うのだそうです。

検査中は動いてはいけないのですが、赤ちゃんは起きていれば当然動きます。

眠り薬の使って眠っている間に検査を行うのですが、1日3回も検査をするので、その日はほぼ1日寝っぱなしだったようです(笑)

さらに翌日は残りのシンチと内視鏡検査を行います。

内視鏡検査はウンチに血が混ざっていたことを受けての検査ですね。体内の組織を採って生検に出すようです。

また、移植前にあった食道の静脈瘤の確認も同時に行うとのこと。静脈瘤については「胆道閉鎖症と診断された息子。手術後の経過について その3」で書いていますので、こちらもご覧ください。

内視鏡検査の時は今までと同じく、全身麻酔をして行います。

もうこれで何回目の全身麻酔でしょうか。

生まれて1年も経たないうちにこれだけ全身麻酔を受けた赤ちゃんはなかなかいないでしょうね…。

わたし達も完全に感覚が麻痺してきました…(笑)

肝シンチと内視鏡検査の結果

検査結果

さて、気になる肝シンチと内視鏡検査の結果についてです。

まずは食道にあった静脈瘤についてですが、これは内視鏡で見ればわかるので、すぐに結果が聞けました。

静脈瘤の状態は…。

何と無くなっていたとのこと!!

やったああああ!!!

もともと静脈瘤の状態は軽微なもので、それほど気にするものではないと言われていましたが、それでも嬉しいものですね!

続いて、内視鏡による生検と肝シンチですが、こちらは結果が出るまで時間がかかるので聞いたのは数日後でした。

結果は、若干のタンパクの漏出がみられたのと、血液中の好酸球が若干高めだったことからそれによる胃腸炎だったようです。

診断としては、蛋白(タンパク)漏出と好酸球性胃腸炎とのことでした。

しかし、程度は非常に軽く、今のところは様子を見る感じで特に新たな治療をする必要性はないとのこと。

CRPの値も順調に下がってきており、このまま順調に週末までいければ退院できるようです。

これでとりあえずは安心できるようになった感じでしょうか…(笑)

いよいよ退院と思ったら今度は…!

寒気

息子の様子もだいぶ回復し、いよいよ週末。

息子と妻を迎えに行くためにいざ準備をして出発しようと思っていた日の朝。妻から連絡が。

「風邪引いたっぽい…。」

なんですとおおおお!?

確かにここ数日の朝晩は非常に気温が下がっていました。

その寒暖差でやられてしまったようですね…。

頭痛に加え、喉も痛く寒気がするとのこと。幸いにも熱はないようですが、感染しているのはほぼ間違いないでしょう…。

そうなってくると息子のお世話もできません。

小児病棟には他のお子さんもいますし、息子は免疫抑制剤を飲んでいるのでその点も気になります。

とりあえず、私が行くまでの間は看護師さんにおまかせすることとして、急いで妻と息子のもとへ向かいます。

まずは、飲み物と食料品を買い込んで妻のもとへ。なるべく栄養をとって安静にしてもらいます。

その後は息子のもとへ。短時間とは言え、おそらく風邪を引いている妻と接触したので、念入りにうがい手洗いをします。

久しぶりの息子は完全に体調は回復!多少顔の赤みはありますが、いたって健康といった感じです。

とりあえず良かった〜!

しかし、喜んでばかりもいられません。

看護師さんや先生に妻の様子について伝えて、息子と一緒に帰れるのかどうか聞いてみました。

病院から家までは車で数時間かかりますからね。その間はほぼ密室になるわけですから気になるところです。

そしたら、翌日の妻の様子しだいではあるが、熱が出ていなければ大丈夫だとのこと。

また、帰宅後もわたし達が風邪を引いた場合は、インフルエンザとかでなければ、マスクをしてうがい手洗いをすれば基本的には大丈夫とのことでした。

免疫抑制剤を飲ませていると言っても、そこまで神経質になりすぎる必要はないのかな?

取り敢えず、妻には今日一日しっかり休んでもらうことにしました。

翌日、いつもならわたしも妻も息子優先なのですが、今回はばかりは妻優先で具合を伺います。

いや、誤解を招くかもしれませんが、妻のこともいつも気にしていますよ(笑)

気になる妻の様子ですが、まだ多少は喉の痛みと頭痛があるようですが、熱は出ていません。

前日にあった寒気も朝起きたらなくなったようです。一先ず安心ですね。

自宅へ向けて。再び。

車で帰宅

というわけで、息子を迎えに行って自宅へ向かいます。

とは言っても、妻はまだ完治したわけではないので病棟に入るのは自粛するとのこと。

わたしが息子のもとへ行って荷物をまとめている間に、妻は数日間お世話になった構内住宅の片付けをすることにしました。

前回と違って必要最小限の荷物しか持ってきていなかったので、片付けもあっという間です。

わたしの方も、息子の病室へ行って荷物をまとめます。病室に入るとちょうど看護師さんがいて「今日も朝の離乳食完食でしたよ♪」と言われました!

息子の方は大丈夫そうだな!うん!

着々と荷物をまとめ車に積んだ後に息子にミルクを飲ませ、ミルトンにほ乳瓶を漬けてから一時的に息子を再び預けて構内住宅の方へ。妻の方の片付けを手伝います。

構内住宅の荷物も車に載せ、忘れ物等がないか確認した後、いよいよ息子を乗せて再び自宅へ向かいます!

次の定期検診は2週間後。前回自宅に帰った時は1週間持たずに大学病院へ入院したので今度は1周間持つと良いな~(笑)

…と思っていましたが「生体肝移植を受けた息子がまた入院。免疫抑制剤が合わないことが問題?」に続きます(汗)