前回の記事の「生体肝移植を受けた息子がついに退院!退院後の様子について その2」の最後で、息子の入れ替えた門脈が狭くなっていると書きました。
場合によっては、血管を広げる処置をする可能性があり、再び入院となる可能性もあります(とは言え、入院するとしても数日で退院のようです)。
その治療をするかどうかの判断をするためにCTスキャンをしたのですが、結果を先に書きますと…。
治療はしなくていいとのことでした!!
やったね~!よくやった息子よ~~!!
CTスキャンの結果
さて、話は戻りますが前回の記事の中の話で、息子の入れ替えた門脈の一部が狭くなっていて血流が滞ってしまっているという話を先生からされました。
移植手術の際に門脈を入れ替えた子どもは、頻度はそこまで多くはありませんがこのような症状がたまに起こってしまうようです。
基本的には移植手術後約2ヶ月もすれば自然と血管が広がって、血流がもとに戻るようなのですが、うちの息子の場合は血管の広がりがイマイチでした。
その為、門脈内に直接針のようなものを刺して内側から広げる処置をするかどうかを検討していたわけです。
しかし、開腹手術ほどではないとは言えなるべく身体へのダメージは避けたいところ。
そのため、ぎりぎりまでまってからCTスキャンを行ってから、処置をするかどうかを判断することになりました。
そして、結果は冒頭に書いた通り処置はしなくてよくなったというわけです!
CTスキャンを行って確認した限りでは、以前よりも血管が拡張しており血流の流れが改善しているようでした。
ただし、完全に広がったというわけではないようです。しかし、処置をする場合の身体の負担と比較した結果、今回は見送るとの判断でした。
そのため、今後も継続的に経過を見ていく必要があるので油断は禁物です。
それでも、処置をしなくてよかったのは本当に嬉しいですね!
帰宅に向けて
処置を見送ることになったことで、いよいよ妻と息子の帰宅に向けた動きが現実味を帯びてきました!
今まで1週間に1回の通院でしたが、2週間に1回の通院で良くなったのです!
それだけ間隔が空けば、家から直接病院へ通院するのもそこまで負担ではなくなります。
待ちに待った家族3人での生活が再び始まることになるわけですね!もう待ち遠しいことこの上ないです!
しかし、家に戻るのにも準備が必要です。
というのも、すでに構内住宅での生活が3か月近くになっており、それなりの荷物が置いてあるからです…(笑)
まずはそれらを一度整理して、荷物をまとめる必要があるわけですね。
しかも、我が家の車は軽自動車。タントのような広くて高い車ではなく旧式のミラジーノです…(笑)
わたしと妻、そして息子のためのチャイルドシートを乗せるとあとはほとんど荷物は乗りません(泣)
そのため、どうしたらいいか考えたのですが、結局はクロネコヤマトの単身パックを利用することにしました。
必要最低限のオムツやおしりふき、息子の着替え、ミルク等は手持ちにしてあとは業者に任せるわけです。
実際その方が、大半の荷物を家まで運んでくれるので非常に楽なんですよね。
ということで、実際に帰ってくるのは少し先ですが、妻と息子の帰宅に向けての準備が進むことになりました!
日に日に成長していく息子
息子の様子ですが、CTスキャンの結果が良好なことを裏付けるように非常に順調です。
離乳食の食べっぷりは相変わらずで、作った離乳食はほとんど残さずに食べます。
その上さらにミルクもしっかり飲むのでかなりの量です。
とはいえ、前回よりはミルクの量は減りましたけどね(笑)
また、動きもかなり活発になってきました!
先日、やっと自分で寝返りができるようになったと喜んでいましたが、今ではすきあらばゴロンゴロンと転がるようになってしまいました(笑)
寝返りのあとに顔をあげるのもかなりしっかりしてきて、全くグラグラしません。筋肉がついてきたんでしょうね!嬉しい限りです!
今までは、病気のことで頭がいっぱいでなかなか息子の成長を意識することが少なかったのですが、これからは目一杯成長を楽しんでいきたいと思います。
次の記事では、いよいよ自宅での生活について書くことができそうです!
もちろん、免疫抑制剤を飲んでいるので自宅での生活でも注意は必要なので気をつけなければいけないのは変わらないんですけどね。
何はともあれ、これから新たなスタートを切っていきたいと思います!
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