2019年になりましたね!実は私の中で今年から始まるものがあります。
それは「つみたてNISA」です!
2018年までは通常のNISAを利用していたのですが、一般家庭の我が家では年間120万円の枠は使い切れないのもあって「つみたてNISA」への切り替えを検討していました。
そして実際に今年からつみたてNISAへの変更を行いました!
正直な話、昨年からつみたてNISAを始めてたほうが良かったなと感じています(汗)
そこで今回はNISAからつみたてNISAへの変更についてと、一緒に行ったつみたてNISA向けの投資信託への銘柄変更について書いていこうと思います。
NISAからつみたてNISAへの変更
NISAとつみたてNISAについてですが、それぞれ「いまさら人に聞けない?NISAについて確認しよう」と「新たに始まるつみたてNISAと現行NISAを比較。それぞれのメリットと使い方について」にて詳しく書いてます。
詳細についてはそちらを確認いただければと思うのですが、簡単に説明するとNISAは年間120万円、つみたてNISAでは年間40万円の非課税枠があります。
年間の金額だけ見ればNISAの方が枠が大きいのでメリットがあるように思えますが、問題は期間です。
通常のNISAは非課税期間は5年間ですが、つみたてNISAはなんと20年間という超長期間です!
通常NISAが年間120万円の枠を毎年5年間運用できるとすると、最大600万円が非課税枠として使えます。
しかし、つみたてNISAの場合は年間40万円の枠が20年なので、最大800万円を非課税枠として利用することができるのです!
非課税枠の総額ではつみたてNISAに軍配が上がるというわけですね。
普通の家庭で考えた場合…
さて、それじゃあどちらを選択すれば良いのかということなのですが、普通の家庭であればつみたてNISA一択だと思います。
ただ、私は昨年一年間はつみたてNISAの運用を見送りました。というのも、つみたてNISAの場合は特定の投資信託しか対象ではないんですよね。
私は、現物株も保有しており、いい株があったらそちらでもNISAを利用したいという理由で見送ったのですが…。
恥ずかしい話、私が保有している現物株は軒並み全てマイナスになっています(泣)
正直に言います。普通の人はなかなか現物株で利益を出すことは難しいです。
であれば、インデックス投資の積立をしていったほうが市場の流れに乗れて利益を出しやすいです。
なので、通常のNISAには見切りをつけ、今年からつみたてNISAへ変更したというわけですね。
なお、積立投信のメリットや実績については「「積立投資信託」で資産運用に慣れていこう!「ドル・コスト平均法」でほったらかし運用」や「2年以上積立投信を続けてきた結果が凄い!継続は力なりだと実感!」で詳しく書いていますので、こちらもご覧ください。
積立投信の銘柄の変更
つみたてNISAへの移行も完了し、次に必要になってくるのが購入する投資信託の選択です。
つみたてNISAは対象となる投資信託が限定されています。
明確な基準については公表されていませんが、一般的に言われているのは、ノーロード(購入手数料なし)のもので、信託報酬(運用管理費用)も低いものが対象となっていることが多いです。
また、毎月分配型の投資信託は対象から外れています。
これについては、私も賛成ですね。毎月分配型の投資信託はデメリットが多いと考えています。
毎月分配型の投信のデメリットについては「毎月分配型の投信は罠!?分配金の仕組みを確認してみよう」で説明していますので、よかったらご覧ください。
さて、それじゃどの投資信託を購入するかという問題が出てくるのですが、私は2つの投資信託を購入することに決めました!
実は今までも積立投信は利用していたのですが、かなり銘柄を細かく分けて購入していました…(笑)
その内容については「20代30代の資産運用は何が良いの?理想的なポートフォリオを考察してみる」や「2年以上積立投信を続けてきた結果が凄い!継続は力なりだと実感!」に書いています。
もちろんリスク分散の意味では悪くはないのですが、それだったらバランス型とか8資産均等型を1つ買って置くだけで良いわけです。
ただ単に玄人ぶっていたわけですね(汗)
というわけで、今回はシンプルにいきたいということで2つに絞ったというわけです。
その2つというのが「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim新興国株式」です!
この2つはどちらも三菱UFJ国際投信が設定・運用しているeMAXIS Slimシリーズのファンドですね。
eMAXIS Slimシリーズとは
eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンドを謳っています。
長期投資を行うにあたり、コストは安いに越したことはありません。
投資信託のコストには一般的に購入手数料と信託報酬、として信託財産留保額の3種類があります。
購入手数料はその名の通り購入時にかかる費用、信託財産留保額は解約して換金する際にかかる費用です。
そして、信託報酬は保有し続ける限りかかる、いわゆる管理費用です。
最近の投資信託は指数に連動するインデックス型の場合は購入時手数料がかからず(ノーロード型)、信託財産留保額も無い物がほとんどです。
そこで各ファンドで差をつけてくるところが信託報酬ということになります。
その信託報酬を業界最低水準で維持し続けるのがeMAXIS Slimシリーズというわけです。
もし、他のファンドで更に低い信託報酬を設定した商品が出た場合は現在よりも更に低い信託報酬を設定するということですね。
すでに、何回か信託報酬を引き下げた商品もあるようで、実績がある分安心して購入できますね!
米国株式と新興国株式を選んだ理由
業界最低水準のeMAXISシリーズを購入することにしたわけですが、その中でも米国株(S&P500)と新興国株式に絞っています。
その理由なんですが、米国株については「ジュニアNISAの手続きが完了。我が家で購入するのはS&P500のETF一択!」で述べていることが全てです。
一時的な下落はあるものの、米国株は長期的に見れば右肩上がりで成長しています。
しかも、かの有名なウォーレン・バフェット氏も自分の死後に備えて、妻に「資金の90%をS&P500に投資せよ」と言っています。
それほど米国株のポテンシャルがあるというわけです。
冒頭でも述べましたが、一般人は市場の流れに乗る方が利益を出しやすいです。
つまり、乗るしかない!このビッグウェーブに!
というわけですね(笑)
本当はETFの方が信託報酬は低いのですが、残念ながらつみたてNISAの対象ではないので、今回はeMAXISシリーズにしたというわけです。
続いて、新興国株式を選んだ理由ですが、これは単純にリスクを更に取った結果です。
新興国株はこのところ低迷が続いている状態です。だからこそ今のうちから仕込んでおこうと思って購入することにしました。
当然、新興国株は値動きが激しいのでマイナスになる可能性も十分あります。
ですが、つみたてNISAの20年間という長い期間の運用であれば利益を出すことはできると判断しました。
現在は、米国株と新興国株を50:50で購入する設定にしていますが、この割合は今後の運用状況によって増減させ、リスクを調整していきたいと思います。
そんなわけで、つみたてNISAの制度開始から1年遅れて今年から始めることにしたわけですが、まずは日々の増減に一喜一憂せずどっしり構えて運用していきたいと思います。
なんせ、つみたてNISAは20年の非課税期間ですからね。必然的に老後資金としての運用が主となるわけです。
しかし、これからの時代老後資金の確保は必須でしょう。公的年金も支給が70歳からだったり75歳からの支給なんかの話も出ていますしね。
それまで仕事を続けている世の中かもしれませんが、できれば遠慮したい話ですね…(笑)
みなさんも将来の資産形成のために、ぜひつみたてNISAを始めてみましょう!
つみたてNISAを始めるなら、私も使っているSBI証券がおすすめ!SBI証券なら100種類以上の銘柄を選択可能。つみたても100円からできるため、初心者でも始めやすいのが特徴です。
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